教室だより(2020年3月)
羽撃け!! 竪町教室だより 2020年3月
公文式は、ダイエットや体質改善に似ているところがあります。
本当にダイエットがしたければ、一時しのぎではなく、食生活をはじめとする生活のスタイルそのものを新しいものにして、その習慣をずっと続けていくのだそうです。つまり、生き方そのものを変えるということです。
公文のある生活をしているご家庭は、本当にいろいろな意味でご立派です。子どもにもご家庭にも色々な時期があります。そのマラソンのような道を継続して走り続けるのは大変なことです。でも、公文を通して、能力以外に人間育て(その子の根っこ、幹を作る)が出来るのも事実です。子どもたちも、保護者の方も諦めず、公文をやり抜くことで、いろいろな意味で本当の力をつけていってほしいと願っています。
あの時、頑張って本当に良かったと思える日が必ず来ます!!その一例として、小1から11年間竪町教室に通い続けて、現役で第一希望の大学に合格したKさんの感想文を載せました。(一部抜粋)
国際基督教大学合格Kさん
こんにちは。
この度第一志望であった国際基督教大学(ICU)に合格しました。眞子内親王殿下や佳子内親王殿下がご卒業された大学として知る人も多いかと思います。世界大学ランキングでは、日本の私立大学の中では1位、国際性では2位となっています。
私は高校では、理系にいながらも、理数科目は苦手で、かといって文系科目が抜きんでているわけでもなかったです。つまり、勉強は得意ではありませんでした。私が「地頭がよかった」わけでも、「勉強しなくてもできるタイプ」でもなかったことを前提に読んで頂きたいです。
公文は小学校一年生から始め、国数英の3教科取り組んでいました。門脇先生とも相談し、進路に合わせ、高2から国英、高3からは英語のみに絞りました。センター試験対策は、11月頃からの学校の授業のみ取り組んでいましたが、国英ともに得点率は8割を超えました。長年、公文で培ってきた力が貯金になってくれたと実感しました。特に、英語については、自分の強みだと思っているので、みなさんにアドバイスできたらと思います。
~受験において~
1.オープンスクール・オープンキャンパスに行くこと
私は5つの大学を見たうえで、第一志望ICUに決めました。
「春にはあそこにいるんだ」というモチベーションができ、勉強に力が入ります。高校も大学も時間とお金を費やすものなので、慎重に決めるべきだと思います。
2.積み重ねを怠らないこと
やはり私がICUに合格に至ったのは、積み重ねの結果だと思います。
英語の学習は幼いころから毎日15分は必ず行っていました。疲れたり、ほかにやるべきことがあれば15分で終えましたし、そうでないときは、2時間3時間と勉強しました。毎日の習慣となっていましたので、途中からは、特に苦には感じませんでした。
他にも、ボーイスカウトを6歳から続けていました。キャンプや海外の小中高生との交流、ボランティアなどの経験が、私の価値観の形成にもつながり、面接や小論文で役立ちました。勉強とは直接関係ないことも、役に立たないと切り捨ててしまわず、いろいろなことに興味をもって、経験を積んでいってください。
もちろん、公文も私の積み重ねの一つです。中学高校の試験前でも週2のスタイルは崩しませんでした。
「継続は力なり」です。
頑張ってください、コツコツやれば、必ず自分の武器になります。
最後に
私は公文竪町教室に11年間お世話になりました。門脇先生には、小学生の時から将来のこと、進路のこと、様々な悩みについて向き合い、提案やアドバイスをしてくださいました。第一志望の大学の判定がよくなかったり、高校の先生から受験について難色を示されたりと、不安になる時もありました。門脇先生に不安を吐露すると、「結局あなたは本当にその大学に行きたいの?他でもいいの?」と言われ、「いや、絶対この大学に行きたいです」と言葉にした時、より自分の意思は固くなりました。門脇先生はずっと信じて応援してくださいました。味方で居続けてくださったことは本当にうれしかったです。門脇先生をはじめ、様々な先生にサポートしてもらったからこそ、今の自分があるということは忘れません。公文竪町教室に出会えたことを、心から感謝しています。ありがとうございました。
公文式が目指す教育
・公文式は「子供の側に立った教育」である
・公文式は「個人別の家庭教育」である
・公文式は「徹底した技術教育」である
(一部抜粋)数学における技術力とは、足し算・引き算から方程式・因数分解と続く高度な計算力です。この高度な技術力が自分の手足となるまで身について初めて創造性が発揮でき、難解な問題を解決できる力となるのです。「公文は計算ばかりやって応用力がつかない」という教育関係者がいますが、私は高度な計算力という技術教育なくして創造性を伸ばすことはありえないと思います。
先ごろ、文部省では、二十一世紀を生きる子供たちに「生きる力」をつけること、教育目標として掲げました。生きる力とは「自ら課題をみつけ、自ら解決できる力」だそうです。ここで、一ついいたいことは、自ら解決できる技術(基礎・基本)を持たない子が、果たして自ら課題を見つけ出すことができるであろうか。ということです。
技術レベルが高ければ高いほど、より高い課題を見つけることが出来るのです。私は公文式でより多くの子供たちが、「生きる力」の根幹をなす「計算力・読解力・読書力」という技術をより高く身に着け、創造性を発揮し、高い課題に挑戦し続けてほしいと願っています。
「公文式が目指す教育」…これは20年前に公文公(公文の創始者)の息子さんが書かれたものです。20年たった今でも公文の考え方は変わっていません。
竪町教室からのお知らせ
◍春休みの間3/28(土)~4/4(土)まで、13時から21時で学習を行います。4/8(水)は14時~21時半で学習します。
◍4月は全員標準学力テストを行います。
◍水曜日のピーク時は、17時~19時、土曜日は14時~16時です。できれば避けて頂くか、ずらしてきて頂くと嬉しいです。
◍教室前の駐車場はアイドリングストップでお願いします。第2駐車場は(国道9号線入ったすぐ5台駐車スペースあります)アイドリングOKです。